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特別対談D 恋愛マスター・くじら氏 X 恋愛結婚学研究所長・新上幸二

恋愛マスターが指南する「負けない恋愛」の秘訣



今回対談をさせていただいたのは、お笑い芸人として活躍する傍ら「恋愛マスター」としても注目を集めるくじらさん。
登録者数1万7千人を突破した「くじらの恋愛相談LINE@」では日々、読者のみなさんからのさまざまな恋愛相談に答えており、その解答があまりにも的確すぎる! と話題になっています。
本日は恋愛結婚学研究所長・新上がくじらさんに、恋愛相談を始めたきっかけや、くじらさんの恋愛観、そして恋愛に悩む方へのアドバイスなど、じっくりお話をお伺いしました!

恋愛相談をはじめたきっかけは、酒の席での会話



新上幸二氏(以下、新上):「恋愛マスター」と呼ばれているくじらさんが、恋愛相談をはじめたきっかけは何だったのでしょう?

くじら氏(以下、くじら):男同士の酒の席って、あんまり恋愛の話はしないものですよね。でも、ぼくは結構していて(笑)「くじらさんってやたら恋愛の話するよね。恋愛相談でもやってみたら?」ってお酒の席で、ノリで言われたのがきっかけです。
まずはTwitterでやってみようか! と、最初は軽いノリで恋愛相談を募集したら、けっこうみなさんが送ってきてくれて。
ふざけても回答するのもつまらないから、全部に対して、真剣に100の熱量で答えてたんですね。まあ当初、周囲の反応は「お前が言うな」「その顔でなに言ってるんだ」ってイジリでしたが(笑)。
でも、途中から「意外と的を得たことを言ってるよね」という反応も増えてきて。だんだん支持してくれる人が増えてきたんです。
ならば、ちゃんとやってみようとLINE@の「くじら恋愛相談」を立ち上げたら、どんどん登録者が増えてきて。ブログでも恋愛相談のことを書き出したら人気が出始めましたね。

恋愛は自分を受け入れるところから始まる。芸人になってコンプレックスや自意識は無くなった



新上:自分が恋愛相談を受けるときには、データとか統計に基づいて回答することが多いです。たとえば、「片思いが成立する確率は1/6」「遠距離恋愛はほぼ失敗に終わる」などそういった事実をもとにお話をします。
一方で、くじらさんの恋愛相談の回答には、すごくご自身の思いが込められていますよね。すごく前向きで直球ですし。もとから、そういう考えをお持ちだったんですか?

くじら:自分もやっぱり新上さんと同じで、データは大事だし、論理的に考えるのが一番だと思うんですよ。
でも、やっぱり人間なので、自分の気持ちを無理やり変えようとするのはムリがあると思う。まずは自分を受け入れるところからはじめた方がいい。
自分は若い頃、とにかくコンプレックスや自意識が強くて、辛かったんです。実は中学生くらいのときから、お笑い芸人になると決めていました。中学生の今は生きにくいけど、大人になってお笑いの世界に入れば絶対いじられるから、コンプレックスなんか隠せないだろうなと思って。売れて国民全員がいじってくれるようになったら、ラクになるんじゃないかなと思ったんですよね。
そして芸人になったら、案の定とてもいじられるし、何も隠せなくなって。でも、全部表に出したことで、とてもラクになったんですね。
今は特に苦しいこともないし、自分のコンプレックスを全部吐き出すと、もうポジティブな要素しか出てこないし、機嫌が悪くなる日もないですね。

新上:恋愛の悩みを聞いていると、コンプレックスを抱えている人がとても多いですね。幼い頃の育ちとか家庭環境を引きずっている方も多い。くじらさんの本にもありましたが、自己肯定感が低い人をよく見かけます。
ふつう、そのコンプレックスを乗り越えるのはなかなか難しいと思うんですよね。コンプレックスを吐き出して、乗り越えたくじらさんは本当にすごいなと。

くじら:越えさせられる環境に自分を無理やり置いたことが大きいですね。たとえば、恋愛でフラれたって、何かを失うわけでも自分自身が否定されたわけでもないですから。前向きに捉えていけば、恋愛はどんどん好転していくはずですよ。

人は思っている方に引っ張られる。だから「こうなりたい」と思ってほしい!



新上:では、恋愛に悩んでいる一般の読者の方が、コンプレックスを乗り越えるには、どうしたらいいでしょうか?

くじら:自己肯定感って、子どものころが最強だと思うんですよね。大人になるにつれて、あのとき、こういうこと言われたから、こんなことがあったから……って、「自分はこういう人間なんだ」と決めつけてしまう。自分で自分を決めてしまうのをやめるのが一番だと思うんですよね。

新上:周りから見たら本当は違うのに、自分はこういう人間なんだと自分で決めてしまう人は多いです。たとえば、「私みたいな人は彼には絶対に好かれないから、彼に告白してはいけないんだとか」そういった思い込みが恋愛の悩みでは多い。

くじら:「私みたいな」と言いますけど、その「私」は自分で決めつけているだけの私。「本当の私」ではないと思うんですよね。
これから明るい人になるぞ!とか、自分で決めたらその方向に引っ張られていくと思うんですけど、自信がない人ほど過去の実績を気にしちゃうんですよね。
逆に自分のことを好きな人ほど、意外と根拠がなくて、あっけらかんとした明るさがあります。そういう「おめでたい人」であっていいと思うんですよ。
人は思っている方に引っ張られるから、過去のことばかり気にしていたら、その過去の延長線上の未来しかやって来ませんよね。でも「俺はこうなりたい!」って思ったら、そちらに引っ張られていく。

新上:「思った方に引っ張られる」これは恋愛に悩んでいる方だけではなく、みなさんに伝えたい言葉ですね。

⇒後編につづく